風邪予防や咳には金柑の甘露煮
金柑(きんかん)は民間薬として咳や、のどの痛みに効果があるとされてきました。
水を一切使わずに焼酎(またはホワイトリカー35度)で作った金柑の甘露煮は冷蔵庫に入れて置けば1年くらいは保存できるので、金柑(きんかん)が安く購入できるときに1年分作っています。
焼酎(ホワイトリカー35度)を使いますが、じっくり煮るのでアルコール分は蒸発しますので、子供も食べられます。
金柑の甘露煮の作り方
種があると口ざわりが悪いので、金柑を洗ったあと縦に4~6本切り目を入れて、切り目から爪楊枝で種を取ってから煮ます。
モチモチとしておいしいです。
金柑の甘露煮の材料と道具
- 金柑(きんかん) 500g
- ホワイトリカー(35度)
または焼酎 2カップ - 砂糖 250gくらい
- ホーロー鍋またはステンレス鍋
- 紙の落しぶた
金柑の甘露煮の作り方
- 金柑(きんかん)を洗い、ヘタと種を取る。
鍋に入れ、ホワイトリカー(または焼酎)を注ぎ入れ、紙の落しぶたをして、弱火で40分煮る。 - 紙の落しぶたをはずし、砂糖を加えて、さらに弱火で30~40分じっくり煮る。
冷めたら密閉容器に移して冷蔵庫で保管します。
煮汁は、夏は水やサイダーで割って氷を浮かべて金柑ジュースにすると美味しいです。
冬はお湯で割って金柑湯にして飲むと身体が温まります。
甘露煮はおやつにもどうぞ!
金柑の種でしっとりローション
取り出した種は捨てないで化粧水を作ってみましょう。
保湿力のある化粧水ができます。
金柑の種の化粧水の材料
- 金柑の種 適量
- 25度の焼酎または日本酒(純米酒)
金柑の種が浸かるくらい - 密封容器
金柑の種の化粧水の作り方
- 熱湯消毒済みの容器に種を入れ、酒または焼酎を種が浸るくらいに注ぎ入れ、蓋をして冷暗所に保管します。
- 時々上下をひっくり返して混ぜます。
5~7日で出来上がります。
冷蔵庫で保存して、なるべく早く使い切ってくださいね。
お風呂上がりに顔や手足に使用するとベタベタせずにしっとりします。