ビワの葉エキスの作り方
ビワの葉療法(琵琶の葉療法)は、釈迦の時代に起源を持つとされ、最も古い民間療法のひとつといわれています。
葉は乾燥させてビワ茶にしたり、直接患部に貼るなど生薬(枇杷葉)として使われたり、アルコール漬けにしたビワの葉エキスを直接患部に塗ったり、湿布として使用する方法、ビワの葉の上にお灸を乗せる温圧療法などがあります。
ビワの葉エキスの作り方
材料
- びわの生葉(2年以上たった古い葉)
- ホワイトリカーまたは焼酎(どちらも35度以上のもの)
分量はおおよそで作っています。
目安として、ビワの葉の量はホワイトリカー(または焼酎)の半分くらい。
ビワの葉は、無農薬のものを使用してください。
古い葉の方が薬効成分があるそうです 。
注意!
ビワの葉エキスは飲用できません!
ビワの葉エキスに含まれるアミグダリン(アミグダリンそのものには毒性は無いそうですが)は胃腸で分解されると青酸(猛毒!)が発生して、最悪の場合は死ぬ危険性があるので飲用する場合は要注意です。
アミグダリンの毒性は火を通したりアルコールに浸けることによって分解されるので、ホワイトリカーや焼酎で作ったものであれば常識的な範囲内での摂取であれば良いという人もいらっしゃるようですがおすすめしません。
ビワの葉エキスの作り方
- ビワの生葉は水でよく洗い、水気を拭いてよく乾かす。
- ビワの葉を細かく切って(1~2センチ幅くらい)、消毒済みの広口ビンに入れ、ホワイトリカー(または、焼酎)をびわの葉の3~5cm位上になるくらいまで入れます。
- 密栓をして、3~4ヶ月以上置き、茶に近い濃い緑色の液体になれば出来上がり(葉が茶色になります)。
葉を取り出し、エキスのみ保存します。
保管は必ず冷暗所でしてください。
- ビワの葉の乾燥葉で作る場合は、洗わずにそのまま切ってホワイトリカーに漬け込んでください。
- ホワイトリカーや焼酎の代わりにエタノール(薬用アルコール)でも作れます(飲用絶対禁止)。
エタノールの場合、1週間ほどでできます。
びわの葉エキスの使い方
そのままだと濃いすぎるので、大体において2倍の水で薄めて使います。
◆直接患部に塗る
◆湿布する
- 打ち身や捻挫、腰痛・肩こりなどにはビワの葉エキスをガーゼに染み込ませて湿布します。
- やけどの場合は、水で冷やしてから、ガーゼ等に浸したビワの葉エキスをやけどの部分に貼っておきます(何度か付け替えた方が良いです)。
- じんましん等のかゆみ止めとしても使っても。
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